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バベルの塔の職人長屋

要素を兼用した複合語 -- 気もちわるく感じるもの、そうでもないもの

【まだ書きかえます。いつどこを書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 日本語の中の、漢語起源の要素からなる熟語で おなじ要素をふくむものを くっつけてひとつのことばにしてしまうとき、おなじ要素をひとつだけにしてしまう、というかたちでつく…

太陽や星のあかるさ と エネルギーの流れに関する物理量

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 大学の「地学」の授業を担当している。参考となる図をしめすために、高校用の教材である「地学図録」という本を使っている。 数研出版 編集部 編, 2016: (視覚でとらえるフォト…

紙面・画面上で、数値が大きくなる向き、時間が新しくなる向き

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 0 - 地学の授業の教材をつくっていて、まえから気にかかっていた次のことを思い出した。時間を横軸にとったグラフがよく出てくるが、文献によって、時間が右に進むものと左に進むも…

その「東アジアモンスーンの強さ」とはなんでしょうか?

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 日本をふくむアジアの気候にとって、ひとまず「モンスーン」と「季節風」とを区別せず「モンスーン」で代表させることにすれば、モンスーンが重要な要素であることはたしかだと…

粒度、分解能/解像度/粗視化、aggregation

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 「サンプル数」という表現についての[2018-04-30の記事]に関連して思いあたったことをその記事に「1X」節として書きたしておいたのだけれど、もう少し話題をひろげたくなったの…

納得のいかない完新世の細分「メガラヤン」など

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2018年7月23日、地質時代のうちでいまのところいちばん新しい時代の「完新世」(Holocene epoch、11700年まえから現在)の細分に名まえがつけられ、現在は完新世のうちの Meghala…

「気候変動」か「気候変化」か「地球温暖化」か (2)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 同じ表題の[2016-09-27の記事]の続き。英語圏で、「 "global warming" と言うのをやめて "climate change" と言おう」という議論がある。わたしは自分からそういう主張をしよう…

デマ (3) 偽のメッセージ、「bogus」、「ガセ」、有害性、などを考える

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - ネット上で「それはデマだ」という発言がとびかう。(おたがいにあいてのいうことを「デマだ」と言いあっていることもある。)「デマだ」という表現は、…

ジオエンジニアリング、気候工学、意図的気候改変 (5)

【まだ書きかえるかもしれません。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - [ジオエンジニアリング、気候工学、意図的気候改変 (4) (2016-03-30)]の記事を書いてから2年がたった。そのあいだ、わたしはこの話題に関する知識をあまり更新して…

モーメント (moment)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 「モーメント」ということばには、なんとなく関連はあるものの、同じではない、いくつかの意味がある。意味の共通点は「動き」だと思う。しかし、「動き」に対応する英語として…

(勧めたくない用語) 「薄い大気」

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】わたしは、地球科学の授業で、大気と海洋を扱う最初の回に、「地球の半径にくらべれば、大気と海洋は薄い層です。」と言う習慣ができていた。それ自体の意味は…

「サンプル数」

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 世の中で、統計によって得られた数値について議論するとき、「サンプル数」や「標本数」という表現が使われることがよくある。そうすると、そこに、統…

「ホッケースティック曲線」をめぐる話題の整理

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - しばらくぶりに「ホッケースティック曲線」(hockey stick curve)ということばを見たので、気候変動や地球環境問題に関連してこのことばを使うことにつ…

海進、海退、海水位変化 (「縄文海進」に関するシンポジウムをきっかけとして)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 日本第四紀学会の「縄文海進」のシンポジウムに出席した。予告を[2018-01-30の記事]でお伝えしたものだ。話題はもりだくさんだったが、詳しいことは1年ぐらいのうちに学会出版…

災害、ハザード(hazard)、曝露(exposure)、脆弱性(vulnerability)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 0 - 【この話題は、わたしにとって狭い意味の専門ではなく、わたしは詳しい知識を持っていない。しかし、大学の授業で教えることがあるなど、広い意味の専門には含まれる。そこで、…

気水象、気水圏

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 0 - この記事は、学術用語に関する覚え書きだが、一般的な解説ではなく、わたしが苦しまぎれに導入した用語についての説明である。これからもこの用語を使うかもしれないので、参照…

なかぐろ、ハイフン、空白

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 日本語を漢字かなまじりで書くときには、わかちがきの習慣がない。わかちがきの習慣のある言語で、空白でくぎられたそれぞれの文字列を仮に word と呼…

「鉄1 kgと綿1 kg ではどちらが重いか」

【この記事はまだ書きかえることがあります。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - わたしは毎年、大学の授業で、気象(や海洋)での対流について話すとき、「流体中に不均一ができ、軽い部分が上昇し、重い部分が下降する」と言いながら、…

共約不可能性、通約不可能性 (incommensurability)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - このブログで、わたしが、「バベルの塔」のたとえを使いながら、次のような主張をたびたびしている。「学術 (「科学」と言ってもよいが理科系に限らない)のそれぞれの専門家の…

地球科学(地学・地理)の用語をめぐって考えること (2)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - [2017-05-21 地球科学(地学・地理)の用語をめぐって考えること]の続き。ただし、6月なかばにたまたま見かけた(しかし追いかけなかった)話題をきっかけに、前から思っていたこと…

地球科学(地学・地理)の用語をめぐって考えること

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2017年5月21日、地球惑星科学連合(とアメリカ地球物理学連合の合同)の大会の、「O-02 学校教育における地球惑星科学用語」(https://confit.atlas.jp/guide/event/jpguagu2017/s…

教科書に出てくる用語を変えること: 「鎖国」などの歴史用語を例として

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 学術的な知識を専門外の人に伝えるときの用語は、学術の立場から見てまちがいのないように選びたい。しかし、専門家どうしの議論で使っている用語をそのまま使えばよいとは限ら…

Anthropocene (人類世、人新世) (3) 智生代?

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】Anthropocene (人類世、人新世) の話[第1部 2016-02-06] [第2部 2016-02-07]の続き。 - 1 - David Grinspoonという人が2016年12月18日に、NPR (アメリカの公共放送)のウェブサイトの「…

海水の「塩分」は塩分濃度か

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】【Wikipediaについての記述は、もしわたしがWikipediaを書きかえる場合はこちらも書きかえますが、それ以後のWikipediaのほうの変化を追った書きかえはしないでしょう。】 - 1 - 海洋…

パーセント・ポイント、任意の単位を数えることばがないこと

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 現代の日本語で「ポイント」ということばはさまざまな使われかたをする。(試験の点数は「点」であってあまり「ポイント」とは言わないと思うが、スポーツの得点については言う…

衛星測位、GNSS、GPS

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - わたしは大学で「地理情報学」という科目を担当していた2000年に、教材ページ[位置情報の取得の手段: GPS]を書いた。その後、この技術の進展を反映して改訂するべきだと思って…

偏差、anomaly、異常

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 気候に関する学術論文では、「anomaly」という語によく出会う。日本語では「偏差」と「異常」を使いわける必要がある。Anomalyとは、「平常からの はずれ」のことだ。ただし、…

「気候変動」か「気候変化」か「地球温暖化」か

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - わたしはこのごろ「地球温暖化」を話題にすることが多い。これはもともと英語のglobal warmingの訳語だろう(したがってここでの「地球」は「全地球規模の」なのだ)。しかし近ご…

Eoceneは暁新世ではない

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】地球の歴史の時代は、大きいほうから順に「代」「紀」「世」という階層構造のある名まえをもった期間に分割されている。地球科学に関心のある人ならば「古生代」「中生代」「新生代」…

(勧めたくない用語) バタフライ効果

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】5月23日はEdward Lorenzの誕生日だそうで、その業績が「バタフライ効果」ということばで代表されて話題になっていた。いわゆる「バタフライ効果」の話をわたしは[2015-12-12の記事]に…