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季節について

最高気温40℃以上の日は、すなおに「40度以上の日」とよぶことにしよう

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしも しめしません。】【この記事は、ひとりの気象学専門家として、報道されている話題を整理するとともに、自分の意見をのべるものです。意見としての結論は (記事の最初でも最後でもなく) 3節にあり…

2025年11月の東南アジア (タイ、インドネシア、スリランカなど) の大雨について、とりあえず

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2025年 11月 後半、タイ、インドネシア、スリランカなどで、大雨による災害がおきた。わたしは、(Twitterをきっかけとして) 放送局や新聞社などのいくつかの報道記事をみて認識…

気候の海陸によるちがいの基本は「熱容量」のちがいだが「比熱」のちがいではない

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 気候には、陸上と海上、あるいは内陸と沿岸とで、ちがいがあらわれることがある。「大陸性」と「海洋性」の気候の特徴は、乾湿をさすこともあるが、気温についていうならば、大…

「秋が短くなる」といえるかどうかは「秋」の定義しだいなのだけれども

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2025年11月中旬、ネット上 (わたしはおもに Twitter を見ていた) で、「秋が短くなった」「この傾向がつづくと秋がなくなって「三季」になるだろう」といった言説がとびかって…

吉良の「乾湿指数」の定式化が不確かなところの合理的な解決

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 自然地理学でいう植生の型、生態学でいう生物群系 (biome) の分布は、気候だけできまるわけではないが、気候による制約を強くうけていることはあきらかだ。その気候条件を定式…

西暦 2033年 に 旧暦 の うるう月 が きまらなくなる という問題

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 日本の政府は、太陽暦を採用したときから、旧暦 (太陰太陽暦) について国としてはきめないことにした。世間でつかわれる旧暦は、江戸幕府がきめた天保暦のルールをひきついでき…

国立環境研究所 生物季節モニタリングのウェブページ

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 生物季節観測については、このブログでは [2021-05-31 生物季節観測についての動き: 国立環境研究所で各地のボランティア調査員募集] のページを書いたきりになっていた。このたび (2…

旧正月をきっかけに暦について考えたこと

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 日本の旧暦の今年 (十干十二支は「壬寅」(じんいん、みずのえとら) ) の新年は 2022年2月1日だった。中国の「春節」、ベトナムの「テト」[注] も、同じ日だった。 [注] Tết、こ…

カレンダーを買いに

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】【この記事は個人的な随想です。専門的知識の提供ではありません。多少の意見をのべてはいますが、意見を主張するための記事でもありません。】年末の12月29日に、カレンダーを買いに…

モンスーンの基本概念 -- もう一度考える [論じる文章]

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしも しめしません。】これは、2021年 9月 7-10日に開かれる 東アジア環境史学会の会議 EHEH 2021 ( http://www.aeaeh.org/eaeh2021.htm ) で発表するために書いた英語の文章 ( このブログの [2021-08-…

The basic concept of monsoon, revisited (discussion paper)

This is a discussion paper for my presentation at The Sixth Biennial Conference of East Asian Environmental History (EAEH 2021) to be held on-line (based on Kyoto) on 7-10 September 2021 http://www.aeaeh.org/eaeh2021.htm .My abstract has b…

モンスーンの基本概念 (もう一度考える)

さきに[英語版]をだしたが、日本語版も出しておく。これは、2021年9月7-10日に (京都を本拠として) オンラインで開かれる予定の東アジア環境史会議 (The Sixth Biennial Conference of East Asian Environmental History, EAEH 2021) でのわたしの発表の要旨…

The basic concept of monsoon, revisited

This is a longer version (than the official one) of the abstract for my presentation at The Sixth Biennial Conference of East Asian Environmental History (EAEH 2021) to be held on-line (based on Kyoto) on 7-10 September 2021 http://www.aea…

生物季節観測についての動き: 国立環境研究所で各地のボランティア調査員募集

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしも明示しません。】 - 1 - 気象庁のしごとのうちに「生物季節観測」というものがある。さくらの開花の日付がよく知られている。 季節に応じておきる植物や動物の変化の日付を、毎年条件をそろえて記…

梅はさいていたか (2)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしも明示しません。】 【[2020-11-15] 昨日は自分の[2019-04-04の記事]へのリンクを書きまちがえていました。修正しました。】 - 1 - 2020年11月10日、気象庁が、生物季節観測の種目を2021年1月から お…

学年は 世界の どこで なん月に はじまるか

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 学校の学年のはじめを9月にかえようという提案が報道された。きっかけは いくつも あった と おもう が、2020年4月27日に、宮城県の村井知事が記者会見でのべたことが報道でよ…

Spatial patterns of weather and their relationship with seasons in Japan

【This article is an English version of [My article in Japanese which appeared in this blog on 2018-07-11].】【This article may be further updated. I do not always specify what parts are updated and when. 】 - 1 - I talked with foreign stu…

大学は、ふたたび、いちばん暑いときを夏休みにしよう

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】【この記事は、社会にこのように変わってほしいという意見をふくみますが、それを主張するようにしっかり構成したものではなく、雑談的になっています。】 - 1 - 気温は毎日変動するけ…

梅はさいていたか

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 「令和」の出典となった、万葉集第五巻の文章によれば、天平二年正月十三日に、大宰府で、梅の花をみる宴があって、出席者がそれぞれ歌をよんだことになっている。それ自体がフ…

その「東アジアモンスーンの強さ」とはなんでしょうか?

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 日本をふくむアジアの気候にとって、ひとまず「モンスーン」と「季節風」とを区別せず「モンスーン」で代表させることにすれば、モンスーンが重要な要素であることはたしかだと…

日本の季節と天気パタン

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 日本語を読み書きしない外国人の留学生と話をした。気象学の基礎知識はあるのだが、日本の事例をあつかうにあたって、日本の季節ごとにあらわれやすい…

陸水収支からみたモンスーン地域の特徴

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 「モンスーン、monsoon、季節風」について、このブログには[(1) 2014-07-07] [(2) 2017-10-31] [(3) 2018-06-20] [(4) 2018-06-20] [(5) 2018-06-26]の…

モンスーン、monsoon、季節風 (5) 季節平均の海面気圧とOLRの分布から

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】「モンスーン、monsoon、季節風」[(4) 2018-06-20]の話題のつづき。わたしは、大学の地球科学に関する科目で、世界の気候について講義するとき、東西方向は一…

モンスーン、monsoon、季節風 (4)

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 「モンスーン、monsoon、季節風」については、[(1) 2014-07-07] [(2) 2017-10-31]の記事で、いろいろな論点をあげた。また、[(3) 2018-06-20]の記事に…

モンスーン、monsoon、季節風 (3) 風向からみた世界のモンスーン地域

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】「モンスーン、monsoon、季節風」については、[(1) 2014-07-07] [(2) 2017-10-31]の記事で、いろいろな論点をあげた。その後に考えたことを書こうと思う。その…

熱帯では雨季でも晴れるところが多い。ただしくもりが続くところもある。

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 0 - この記事は、気候・気象の専門家としての知識提供という趣旨がある。しかし残念ながらその目的での情報の質がじゅうぶんでない。内容のうちいちばん言…

モンスーン、monsoon、季節風 (2)

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 「モンスーン、monsoon、季節風」について、[2014-07-07の記事 (ここでは「第1部」と呼ぶ)]を書いた。それ以後に思いあたったいくつかの話題をそれぞれ…

気候学(climatology)をめぐる個人的覚え書き

【この記事はまだ書きかえることがあります。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - いま、わたしは自分の専門が何かの述べかたはなんとおりかあるが、そのうちひとつとして、「気候学」だと言うこともできる。【しかし、長いあいだ、そう…

日本の四季という問題

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1. 序論 - 「日本には四季があるからすばらしい」のようなことばをときどき聞く。個人の感想としてすなおにそう言うのはかまわないだろう。しかし、日本がほかの国よりもすぐれてい…

モンスーン、monsoon、季節風

「モンスーン」と「季節風」は、どちらも英語の monsoon に対応し、同じ意味のことばとして扱われることもあるが、区別されることもある。意味の広がりが一定しないので、文脈ごとに確認が必要だ。本論にはいる前に、関連する他の用語についておことわりする…