macroscope

( はてなダイアリーから移動しました)

空耳、空目、誤変換

ジュギョー / ジギョー

【まだ書きかえます。いつどこを書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - わたしの発音を反省してみると、ジュギョー (授業) と ジギョー (事業) を区別していないことに気がついた。日本語の共通語ではこのふたつは同音語ではないが、わたしの個人言…

年棒

データのグラフ表現について書いた記事[2015-04-13「グラフの軸をゼロから始めないのはうそつきか / そろばんグラフのすすめ」]の中で、棒グラフで表現される情報の例として「年俸」を出した。それを書いたときは忘れていたのだが、「年俸」が「年棒」と書か…

準備満タン

ある人が、「準備満タン」という表現を話題にしておられた。そのかたの論旨とはつながらないかもしれないが、わたしなりに、この表現について考えた。この表現は、「準備万端」のまちがいと考えられることが多い。まちがいとしない場合も、パロディーのよう…

適応/適用、いちおう/一様、京王線/京葉線

「適応」と「適用」「適応」と「適用」が混同されることがあるのは、ときおり気づいてはまた忘れていたのだが、2014年12月3日に川端裕人(@Rsider)さんのtweetで指摘されていたのであらためて意識した。指摘の対象はスポーツ関係の報道記事で、「ルールを適用…

You Know Park

もう30年近く前のことだったと思うが、今でも起こりうるだろうと思う。東京の本郷あたりを歩いていたら、英語で何かたずねられた。"You know" と聞こえたのだが何を言っているのかわからなかった。どうやら、ユーノウというところへ行く道をたずねているらし…

デマケ - 出負け?

中央官庁の人を主とする会話の中で、「デマケ」ということばがとびかっていた。わたしには「出負け」と思えたが、それでは意味が通じるような通じないようなだった。わたしも会話に加わる必要が生じた際に、これは英語のdemarcationからきたことばだと教えて…

滞在強い

「空耳、空目、誤変換」の「誤変換」は日本語のキー入力から漢字への変換のまちがいをさすつもりだったのだが、言語間の機械翻訳の変換のまちがいも同類なので、この分類に含めることにしよう。2013年9月30日、nofrillsさんによる「NAVERまとめ」の「英語圏…

改革開放?

近ごろ、(日本国内の)鉄道の駅で電車を待っていると、おそらく同じ録音の再生で、何度も、「カイカクカイホー」と聞こえるアナウンスがあった。「改革開放」といえば中華人民共和国の1980年代の政治スローガンだ。ただし、わたしはその時期に中国に行ってい…

解氷

テレビのチャンネルを自然ドキュメンタリーに変えたら、「カイヒョー」ということばが聞こえた。動物の話だったらヒョウ(豹)の一種かと思ったかもしれないが、そうではなかった。氷らしいものが出てきたので、海氷のことだと思った。【これは気候システム専…

ぶんか

「文化」「文科」「分化」「分科」は4つともわたしの科学論には必要なことば。聞いて区別できないのでどれかひとつを残してほかのことばで置きかえたいのだが、なかなかよい表現が見つからないまま使ってしまっている。(「文科」は自分が積極的に使う概念で…

かおずし

まだ国鉄だったか、JRになってからだったか忘れたが、東海道新幹線に乗っていたとき、車内から、駅のプラットホームの売店で売られている商品パッケージのおもてに「かおずし」という文字が見えた。弁当を売っていそうなところだったので、すし(鮨)の一種だ…

機会工学

「機会学会」という文字列を見かけたが、「機械学会」の誤変換だった。日本機械学会は実在するが、「機会学会」は実在しないらしい。しかし、いまどき、そういう学会があってもおかしくない。困ったことが起こる可能性に関する「リスク」の研究がさかんだけ…

dnの反対向き

Twitterでどなたかの経験談を目にしたが、わたしにも経験がある。アルファベットの小文字の今のような活字体ができて以来、いろいろな人が経験したにちがいない。わたしの場合は(こまごました経験の記憶にしては珍しく)いつのことか特定できる。1982年だ。修…

ソーシツ

「音が同じで意味が反対」の事例集にひさしぶりの追加。選挙前、テレビで政策の話をしているのを、不連続に聞いていた。「雇用の喪失」ということばが出てきたと思ったが「雇用の創出」だったのかもしれなかった。もし注意して聞いていたとしても、話し手の…

コメ国科学アカデミー紀要

2012年12月27日、あるウェブサイトの本物の科学ニュース記事中で、「コメ国科学アカデミー紀要」という学術雑誌があることになっていた。ただし英語ではProceedings of the National Academy of Sciences USA (PNAS)と書いてあった。話題はイネ(稲)に関する…

奇人

昔、ただしテレビ受信機がだいたい一家に一台普及したころ、夕方テレビのスイッチを入れると、次のような歌が聞こえた。 奇人 奇人 奇人 奇人 うちじゅうみんな 奇人 奇人 (当時わたしは、わたしの属していた集団の中で「奇人」だったにちがいない。しかし、…

指のもつれ: remote sending

「空耳、空目、誤変換」というカテゴリーで書こうと思っていることの中には、この3つの用語がさす以外のこともある。そのひとつは、意図しない書きまちがいだが、日本語のローマ字・かな・漢字変換機能に由来するものではなく、手の動きに由来するものだ。キ…

卒アル

3月ごろ、薄暗い時間に通りかかったまちかどの広告ポスターに「卒アル」という文字列が見えた。その建物には喫茶店があるので、「アルコールを卒業しよう」という呼びかけなのだろうと思った。明るいときに見たら、ポスターは喫茶店のものではなく隣のカメラ…

釈迦夷狄

あるフリーの日本語入力ソフトウェアを使っていたとき、たびたび「釈迦夷狄」と書いてしまい、いろいろなことがらを連想したが、焦点を結ばなかった。「な」をつけた場合は「社会的な」になってくれたという記憶がある。(ただし、このところその入力ソフトウ…

機構変動

自分が書いた文章を読みかえしていたら、書いたつもりのない「機構変動」という文字列があった。「気候変動」と書くつもりで、ローマ字入力漢字変換の結果を見ないでいたので、「きこう」に対する第1候補が「機構」になっているのに気づかなかったのだろう。…

ニセ通り

市街地の道の名まえの標識が「ニセ通り」と読めた。よく見たら、「二七通り」(Nishichi-dôri)だった。この道ぞいに何か「ニセ」を連想させるものがあるわけではない。

空耳、空目

空耳(そらみみ)というのは、実際には音がしないのに、音がしたと感じることだ。ところが、近ごろはむしろ、あることばを別のことばと聞きちがえることを言うほうが多いようだ。そして、空目(そらめ)ということばも見かけるが、これはいつも文字の読みまちが…