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つぶやき

めがねを忘れた

ある日、講演を聞こうとして、めがねを持っていないことに気づいた。前日も講演を聞いたので(講演する側でもあったのだが)そのときめがねを使ったことは確かだった。前日の帰りに落としてしまったのではないかと心配したが、(上着のときとは違って)家に忘れ…

上着をなくした

10月下旬、日本のA地から、熱帯のB地、C地をへてD地まで出張した。行きのB-C間の飛行機の中で、家を出たときには着ていたはずの上着がないことに気づいた。A-B間の飛行機の中か、A空港、B空港それぞれの出発ゲート待合室に置き忘れた可能性が高いと思った。D…

ノートパソコンをよくこわす人が思うこと

【世の中に訴えたいことと自分用の覚え書きとが区別されていないので、ひとまず「つぶやき」としておく。】わたしはノートパソコンを毎日持ち歩いている。職場に持ちこむことは禁止されていないので(職場のネットワークにつなぐことはできないが)勤務中も職…

経済が成長しないのをとがめて政治家をむだづかいするな

エネルギー資源消費を自由にふやせない条件で経済が成長するのには政策に加えて幸運が必要だ。経済が成長しなかったからといって次々に内閣を退陣させていたら政治家がなん人いてもたりない。

科学的情報を伝える際のむずかしさ

環境問題に関する科学的知識を、社会的意思決定につなぐために、多くの人々に理解してもらう必要がある。ところが、そこに、なかなか説明がむずかしいことがある。(どうむずかしいかを説明することさえ簡単ではない。ひとまず自分用の覚え書きとして書き出し…

西進

わたしがほぼ毎日通勤で通る道ぞいに「西進」という看板がある(ということにしておく)。これは商標つまり固有名詞にちがいない。しかし、わたしは、仕事で使う用語[3月18日の記事参照]として読んでしまう。この道はほぼ東西にのびている。朝晩の一方は、わた…

ロンドン・エクセル

3月にあったPlanet under Pressure会議[4月2日の記事]の会場は、オリンピックの卓球、柔道、レスリング、重量あげなどの会場 http://www.joc.or.jp/games/olympic/london/map/09.html と同じ「エクセル(ExCeL)」だった。(蛇足: マイクロソフト・エクセル(Exc…

拡張された利己主義

利他主義は利己主義よりもよいもののような気がするが、あらゆる「他」の利益を尊重することはできそうもない。「他」の範囲を限定してそれを尊重することになる。その範囲に自分も含まれるならば、利他主義は拡張された利己主義ということになるだろう。た…

エネルギー政策に関する考えの断片

(ここ数日間にTwitterに書いたこと。話題は重なっていて、論理的に組みなおしたほうがよいが、ひとまず断片のまま、少しだけ整理して書き写しておく。)2050年には再生可能エネルギーがエネルギー供給の基幹となることを可能にするには数十年の政策に、未知の…

リツイートについて

Twitterでのretweet (RT)は必ずしも内容に賛成していることを意味しない。わたしは、大筋で自分が言いたいことに近いメッセージに使うようにしているが、それはあくまでもその個別メッセージ内容に対する賛同だ。その発言者の活動や別のところで言っているこ…

グスコーブドリについての日記

宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」を原作とする映画が公開されたそうだ。原作には、地球温暖化に関する理解の歴史にも関連するし意図的気候改変の問題にも関連する興味があって、少し調べたので、数年前にウェブページに英語で書いて http://macroscope.wo…

感情的に対立しあう集団ができるしくみのひとつ

かなり多くのことについてよく考えられた発言をしている人が、いったん嫌いと決めた人については自分をかえりみずにののしり続ける。こう整理できる事例は多い。前者を尊敬あるいは共感した人が後者にも共感した発言をするというしくみによって、感情的に対…

経済肥満

経済成長ができる条件が乏しいなかで無理をして経済成長をめざしても、経済肥満になってしまう可能性が高いのではないだろうか。

某機構には図書館がない

某機構には図書館がない。相互貸出しを利用しようにももよりの図書館がない。公費で買った本を紛失するなという管理はあるけれど使える状態にせよという管理がない。学術文献(雑誌論文)のディジタルデータ提供機能ではおそらく日本一なのに、内部の調査職員…

科学者の役割についての2つの議論の共通点

地球環境についての科学を主題とするPlanet under Pressure国際会議の宣言文 [日本語訳]についてわたしが理解した限り[4月2日の記事]でどうも納得がいかなかったことのひとつと、政策に寄与する科学技術に関する日本での議論に出てきた図についての疑問[3月2…

日本語140字は英語140字の約2倍

Twitterの字数制限は140字だが、英語のアルファベットも日本語の文字も1文字と数えられることを最近知った。日本語140字ならば英語140字のだいたい2倍の情報を書ける。きちんと数えなおすゆとりがないのだが、英語の文書を日本語に訳したとき、バイト数で約2…

つぶやき

Twitter上の議論に参加したいと思うことがときどきあるのだが、わたしが言いたいことが140字以内で書けることはめったにない。別のところに書いておいてそれへの参照をtwitterに書くという手はあるのだが、そう思って「別のところ」に書き始めると、twitter…

春分

春分の日だから何か書こうと思ったのだが、おととしの立秋に書いた[立秋をすぎると、どういう意味で秋になるのか]と同じになりそうなので、リンクだけ示しておくことにする。

放射線ひばくの害よりもそれを避けるコストが大きいかもしれない。だから原子力の社会的費用は大きい。

[つぶやき] 放射線ひばくの害よりもそれを避けるコストが大きいかもしれない。だから原子力の社会的費用は大きい。「コスト」にはさまざまな対策にかけるお金や労力と対策の副作用を含んでいる。とくに、避難という対策に伴う生活の変化によるストレスが健康…

持続可能性と、イースター島の事例

(英語圏のブログで話題になっていたところにコメントした。詳しく論じる元気がないのでひとまず「つぶやき」として書いておく。)持続可能性の文脈でイースター島(Rapa Nui)を論じるならば、2つの「崩壊」があったことを認識するべきだ。第1のものはたぶん孤…

朝鮮人民に連帯するために ...

北朝鮮の人々の人権がわれわれ自身の人権と同様にまもられてほしいという気持ちをもって、北朝鮮の政権に要求したいことをあげれば、まず「自国民が外国に出ること、そして帰ることの自由を認めよ」と言いたい。しかし、そうすると、北朝鮮の経済状況が根本…

定量的地球物理学に寄与した東洋の伝統

確かめられていない科学史的思考の覚え書き。20世紀の後半に、気候モデルをはじめとする地球物理学の数量的方法が発達したことに、日本出身者(おもにアメリカ合衆国で活動したので日系一世というべきかもしれない)が多数活躍したことは、偶然ではないだろう…

政党は政策理念によって結集しなおすべきだ

たとえば 永代党: 持続可能性・子孫の世代の生きる権利を重視 共栄党: 公平性を前提として実現可能な豊かさを重視 自助党: 自由を重視、政府の役割を最小化

2002年9月11日の記憶

2002年9月11日にはニューヨーク郊外の大学キャンパスにいた。前の年のパリの会議とメンバーの一部が重なる、ひとまわり小さい会議だった。主催者が、アメリカは元気だということを示すためにわざとニューヨークで開いたのだった。ニューヨークの町は通過した…

2001年9月11日の記憶

2001年9月11日、わたしはパリのカルチエラタンにいた。200人規模の1週間の会議だった。日本からやってきた同僚が日本語で「貿易センタービルに飛行機がつっこんだ」と言ったので驚いた。貿易センタービルといえば(東京の)浜松町の羽田空港行きのモノレールの…

本屋さんに行く時間

5月4日の「本屋さんの棚」の記事の続きで書こうと思ったが保留していたことを、その後の観察で修正して書く。わたしにとって重要な本屋さんは理科系の本が置いてあるところだ。軽い読み物だけではなく、専門書というほどではないが、大学の理科系各分野の教…

本屋さんの棚

本をさがすことは、わたしが給料をもらっている理由ではないが、わたしの主観としては「本業」だ。これまで1年ほどの間に、わたしの行きつけの本屋さんのうち2軒がそれぞれ移転した。それに伴う変化を見て考えたことのうち、まずひとつ。本をさがす人の欲求…

メソβスケールの科学技術政策

わたしの今年度の職務は、科学技術政策に関するものだが、マクロ(国家規模)でもミクロ(1研究室規模)でもない。その中間で、そのうちではやや細かめのところだ。ミクロスケールの対流どうしがどのような相互関係にあったら、severe stormが発達するか?