2011-09-11から1日間の記事一覧
わたしの今のところの結論は「ペイチン」が適切というものだ。真山仁の小説「ベイジン」[わたしの読書メモ]の題名は「北京」をさすのだが、とくに、中国がオリンピックを機会に北京をBeijingというつづりとともに世界に売り出したことをさしている。このよう…
世の中に、科学的に考える人の多くがまちがっていると判断する言説が、流行することがある。まちがい自体は常にありうることだ。まずいのは、ある言説に対して、批判が起こっても、その言説の信奉者がそれを聞こうとしなくなることだ。こういうことは、いろ…
2002年9月11日にはニューヨーク郊外の大学キャンパスにいた。前の年のパリの会議とメンバーの一部が重なる、ひとまわり小さい会議だった。主催者が、アメリカは元気だということを示すためにわざとニューヨークで開いたのだった。ニューヨークの町は通過した…
2001年9月11日、わたしはパリのカルチエラタンにいた。200人規模の1週間の会議だった。日本からやってきた同僚が日本語で「貿易センタービルに飛行機がつっこんだ」と言ったので驚いた。貿易センタービルといえば(東京の)浜松町の羽田空港行きのモノレールの…