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地教

気温と降水量のグラフは「気温と降水量のグラフ」と言おう

【まだ書きかえます。いつどこを書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2018年11月10日、「雨温図」ということばが話題になった。直接のきっかけは、情報処理教育で知られる奥村晴彦さんのtweetだった。大学入試センターが、大学入試センター試験の…

「氷が溶ける」はまちがいではないがうまくない。「とける」としよう。

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 地理学者のAさんが、 「氷河が溶ける」と書いていた。 地理学者のBさんが、Aさんの文字づかいはまちがっていると言っていた。わたしは、Aさんの文字づかいがまちがっているとは…

地学・地理教育とその用語についてのカテゴリー、略称「地教」をたてます

このブログのうちで、地学(地球科学)や地理に関する中学・高校レベルの教育の内容や、そこでつかう用語についての記事をまとめるカテゴリーをたてることにします。(今後、用語に関する話題が多くなった場合は、カテゴリーをわけるかもしれません。)カテゴリ…

数学と数量的考えかたの教育について考えること (2) 「数教協」関係の暫定メモ

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - [前の記事]の関連。算数の「水道方式」を推進した「数学教育協議会」の指導的立場にあった遠山 啓さんや銀林 浩さんの「量の理論」というものがある。…

数学と数量的考えかたの教育について考えること

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - わたしは、現代に生きる人のすべてではないとしても、政策決定にあたる人びとのうちには、いくらかの数学的思考ができる人が必要だと思っている。また…

地球科学(地学・地理)の用語をめぐって考えること (3) 山本・尾方(2018)論文を読んで

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 「地球科学(地学・地理)の用語をめぐって考えること」については、このブログに[(1) 2017-05-21] [(2) 2017-07-04]の記事を書いた。その後、月刊『地理』に、この主題の連載 (…

世界の気候分布として何を教えるか? ケッペンの大分類まで?

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 先日のJpGUの地学・地理教育のセッション([2018-05-14の記事]で予告した)で、わたしは[2018-02-17「地学・地理のうち大気水圏科学の部分、高校レベルで何を教えるか」]の記事と…

(地学・地理教育) 意識的に相対多数に注目すること; 科目間のリンクがほしい

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2018年5月20日、[2018-05-14の記事]で予告した、日本地球惑星科学連合(JpGU)の、地理・地学教育のセッションに参加した。ここでは、そのセッションの議論に参加しているうちに…

地球惑星科学連合大会(2018-05-20..24 幕張)、地理・地学教育のセッション(2018-05-20)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】2018年5月20日(日)から24日(木)まで、幕張メッセで、日本地球惑星科学連合( http://www.jpgu.org/ )の大会が開かれます。大会ウェブサイトはここです。http://www.jpgu.org/meeting_20…

箱ひげ図、探索型データ解析

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - わたしは、数量の集まりであるデータを扱うときには、データをグラフにすることが基本的作業だと思っている。そのときに使われる手法のひとつに、「箱…

高校学習指導要領の改訂の状況

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 新しい高校の学習指導要領が決定されたらしい。「らしい」というのは、このくらい影響力のある話題ならば、文部科学省のホームページ http://www.mext.…

高校学習指導要領 (地学・地理) についての意見(パブリックコメント)

[2018-02-15の記事]で紹介した高校の学習指導要領の案に対する意見募集(パブリックコメント)のしめきりが来たので、地学と地理に関して考えたことを、コメント受けつけフォームの制限字数(2000字)にあわせて書いて提出した。提出した文章をここに再録する。 …

高校学習指導要領案 「歴史総合」の概観

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 文部科学省が2018年2月14日に発表した学習指導要領の案について、[2018-02-15の記事]の続きの話題。「地理総合」を考えるうえで、同じく必修科目になった「歴史総合」について…

高校学習指導要領案 大気水圏科学について (3) 地学基礎の現行との対比

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 文部科学省が2018年2月14日に出した高校学習指導要領の案のうち、理科の「地学基礎」と「地学」について、[別ページ(暫定)]に抜き書きし、[このシリーズの記事の(1) 2018-02-15…

入学試験問題について思うむずかしさ (3) 音波をめぐって

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2018年1月に、およそ「約1年前の大学入学試験での物理の問題のひとつで、まちがいとされた解答が、再検討の結果、正しいことがわかったので、そのような解答をしたために不合格…

学校教育で使われる用語の「精選」の動きとそれをめぐる考え (3) 歴史教育に向けた意見

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 0 - [一連の記事の(2) (2018-02-20)]で予告したように、「高大連携歴史教育協議会」ほかによる「用語精選案(第一次)」のうち、気候に関する用語について、…

入学試験問題について思うむずかしさ (2) いわゆる「ムーミン問題」をめぐって

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 0 - [その(1)]の総論に対する各論のひとつ。 - 1 - 2018年1月の大学入試センター試験の「地理B」の第5問の問題が不適切ではないかという議論があった。Twitterで話題になったことに…

入学試験問題について思うむずかしさ (1)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 大学の入学試験はどうあるべきかという議論、入学試験はほとんどの大学教員にとって時間を拘束される雑用にすぎないという現状認識とそれへの批判的意見、そして、試験問題がま…

学校教育で使われる用語の「精選」の動きとそれをめぐる考え (2) 歴史教育での気候に関する語

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - [2017-11-24の記事]でふれた話題のうち、歴史教育用語の「精選」の提案の内容を見てみた。 - 2 - アンケートの対象となっている、用語を「精選」したい…

地学・地理のうち大気水圏科学の部分、高校レベルで何を教えるか

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 日本地球惑星科学連合(JpGU)の2018年5月の大会のうち、[O-01 これからの高校における地球惑星科学教育 --「地理総合」と「地学基礎」]のセッション(5月20日午前)で講演すること…

高校学習指導要領案 大気水圏科学について (1) 地学関係の概観

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 文部科学省が2018年2月14日に発表した学習指導要領から、地学と地理の部分を抜き出して見ている([別記事]参照)。「地学基礎」と「地学」の科目の内容の項目名をひろってみると…

高校学習指導要領案 (地理) の中の領土問題ほか政治がらみのこと

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】【この記事には、地理学に関連する分野の学者としての見解と、ひとりの国民としての意見とがまざってしまっている。学習指導要領案に関するわたしの意見のうち、直接に政治的な問題を…

高校学習指導要領の案が発表され、パブリックコメント募集中

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2018年2月14日、文部科学省から、高校の学習指導要領の案が発表された。3月15日まで、意見公募(パブリックコメント)中である。 - 2 - 文部科学省が2018年2月14日に次の発表をし…

高校学習指導要領案 大気水圏科学について (2) 地理関係の概観

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 文部科学省が2018年2月14日に発表した学習指導要領から、地学と地理の部分を抜き出して見ている([別記事]参照)。「地理総合」と「地理探究」の科目の内容の項目名をひろってみ…

学校教育で使われる用語の「精選」の動きとそれをめぐる考え

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 学校教育で使われる用語を考えなおそうという議論が、あちこちで起こっている。 - 2 - 地学・地理に関しては、[2017-05-21の記事]で紹介した。2017年5…

地球科学(地学・地理)の用語をめぐって考えること (2)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - [2017-05-21 地球科学(地学・地理)の用語をめぐって考えること]の続き。ただし、6月なかばにたまたま見かけた(しかし追いかけなかった)話題をきっかけに、前から思っていたこと…

地球科学(地学・地理)の用語をめぐって考えること

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2017年5月21日、地球惑星科学連合(とアメリカ地球物理学連合の合同)の大会の、「O-02 学校教育における地球惑星科学用語」(https://confit.atlas.jp/guide/event/jpguagu2017/s…

グラフの軸をゼロから始めないのはうそつきか / そろばんグラフのすすめ

数量をあらわすグラフの「うそ」が、たびたび問題になる。対象となる数量と画面上の長さなどの数量との対応がまちがっている場合もある。しかし、対応は正しくてもまずいとされる場合がある。そのうちで、たびたびむしかえされる議論に、「軸の原点がゼロか…

円グラフの条件つき復権、つづき

[8月12日の記事]の続き。奥村さんからTwitterでコメントをいただいた。わたしのことばで書きとめておく。 円グラフよりも適切な表現があることが多い。比較には積み重ね棒グラフがよい。 論文に使われた円グラフは情報の割に場所をとりすぎていることが多い…

円グラフの条件つき復権

8月11日の記事でふれた学力テストの件にわたしが気づいた発端は、折れ線グラフの表現に関する奥村晴彦さんの感想だったのだが、その周辺で、別のグラフも話題になっていた。dritoshi (二階堂 愛)さんが、統計情報研究開発センターによる(日本統計学会も後援…