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文字づかい

いくつかの外国での自国語のローマ字表記について、わたしが知っている断片的なこと

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - わたしの日本語ローマ字表記についてのかんがえは、外国でそれぞれの自国語をどのようにローマ字表記しているかについて見聞きしたことを参考にしている。わたしは、言語や文字…

日本語のローマ字つづりかたについての国の審議会のうごきと、それについてかんがえること (2)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - [2024-02-24 の記事] のつづき。2024年 3月 11日、また、国の審議会が、ローマ字のつづりかたをヘボン式を標準とするように変えようとしている、という趣旨の報道があった。文…

わたしの教材の、とくに気象観測点名の、ローマ字表記について

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】【この記事は、大学の気象学の教員として、教材ウェブページから「もっとくわしく知りたい人はここを参照」としてリンクされるさきとなることを想定して書いています。わたしなりの当…

日本語のローマ字つづりかたについての国の審議会のうごきと、それについてかんがえること

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2024年2月15日、つぎのような見出しの報道があった。(有料記事なので、わたしは本文のはじめのほうだけを読んだ。) (朝日新聞 2024-02-15) 「ローマ字表記の告示、70年ぶり改定…

ローマ字の『東京数学物理学会記事』、北尾 次郎 Kitao Dirō

【まだ書きかえます。いつどこを書きかえたかを かならずしも明示しません。】 - 1 - 2023年 11月 5 日、日本のローマ字社 (Nippon-no-Rômazi Sya, 略称 NRS) の会合で、この団体の事務局担当でもある 茅島 篤 (Kayasima Atusi) さんから、1885年ごろの学術…

漢字廃止論ではないが、漢字なしでも生活できる国にしたい

【まだ書きかえます。いつどこを書きかえたかを かならずしも明示しません。】 - 1 - 2023年 11月 5 日、日本のローマ字社 (Nippon-no-Rômazi Sya, 略称 NRS) の会合に出席した。わたしは 1970年代後半の学生のころから NRS の会員で、そのころは会合にもよ…

Øテレ、NIPPØN TV

【まだ書きかえます。いつどこを書きかえたかを かならずしも明示しません。】 - 1 - 電車のかべに広告が出ていた。 Øテレ 1文字めは、たて長の まる に、左下がりの ななめ線 が はいっている。デンマーク語のアルファベットにそのような字があるので、ひと…

日本語 の わかちがき に ついて の わたし の かんがえ

【まだ書きかえます。いつどこを書きかえたか、かならずしも明示しません。】 - 1 - 現代の日本語は、漢字かなまじりで、文字間隔が一定で印刷されることがおおい。助詞や活用語尾などはひらがなであり、名詞などは漢字でかかれることがおおいので、漢字があ…

わたしは異体字をまとめたい (「包摂」したい)

【まだ書きかえます。いつどこを書きかえたかをかならずしも明示しません。】 - 1 - 漢字は、全部でいくつあるのか、はっきりしない。それはおもに、同じ字というべきか、ちがう字というべきかがわからないことがよくあるからだ。たとえば、自分のみょうじに…

人名のローマ字表記のむずかしさ -- 『科学史事典』の索引をきっかけに

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしも しめしません。】 - 1 - 2021年5月19日、新刊の『科学史事典』がとどいたので、別のブログに [読書メモ]を書いた。それに対して、その本の編集委員長の 斎藤 憲 さんが、その日のうちにコメントを…

えんえんと、永遠と

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 「永遠と」という表現はまちがいだ、ただしくは「えんえんと」だ、という主張を読んだ。(「えんえんと」を漢字でどう書くべきかという問題もあるのだが、それはあとの5節でのべ…

日本語のラ行の子音と L と R

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしも しめしません。】 - 1 - 2020年11月ごろ、 L と R の音を日本語の中でどう表現するかという話題にすこし参加した。そこから連想して考えたことを書きとめておく。【Lの小文字が読みにくいので、L…

じゅうぶん、十分(?)、充分(?)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしも しめしません。】 - 1 - 「じゅうぶん」ということばは、現代日本語の日常語のうちにある。「じゅうぶんな」という形になるから、学校文法用語でいえば形容動詞だ。「じゅうぶんだ」とはどういう…

けた数の多い数をどう書くか (わたしはコンマをいれたくない)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしも明示しません。】 - 1 - わたしが分担執筆している本の編者(学者)が、わたしの原稿にあらわれる数値に 3けたごとにコンマを入れてきた。(原稿にでてくる数値ではなく単なる例だが)「3776」は「3,77…

多分野党

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - ある人がこう書いた。 多分野党はこう言うだろう。 別の人が、「読みまちがえやすい書きかたをしないでほしい」という趣旨のもんくを言った。その人は、複数の分野にまたがるし…

"Tane o ma⌉ku." ローマ字日本語にアクセント記号をつけるならば...

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】【[2022-04-24] 結論 を 変えた ので、表題 の 表記 も かえた。】 - 1 - 「日本 の ローマ字 社」の 機関誌 「Rômazi no Nippon」の 2019 年 10 月 号 に、Iwase Zyun'iti さん に よ…

「ヴ」を使うか使わないかは一本化できないと思う

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2019年3月14日、NHKのウェブサイトのニュース関連の「WEB特集」というところに、「世界から『ヴ』が消える」という題名の記事が出た。Twitterなどでとびかっていた この記事の…

日本語のなかでの外来語をローマ字でどう書くか

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - このブログへのアクセス統計をみると、読者の多くは、ウェブ検索サイトからきている。アクセス統計のページから検索につかわれた用語を知ることができることはすくない。(記録…

漢字をどれだけのこすか。梅棹忠夫さんに賛同するところ、しないところ

【まだ書きかえます。いつどこを書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 日本語の文字づかいは、個人や場によって、かなりのばらつきがある。そして、どのような文字づかいが「ただしい」あるいは「のぞましい」とするかが、人によってちがう。わたし…

「氷が溶ける」はまちがいではないがうまくない。「とける」としよう。

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 地理学者のAさんが、 「氷河が溶ける」と書いていた。 地理学者のBさんが、Aさんの文字づかいはまちがっていると言っていた。わたしは、Aさんの文字づかいがまちがっているとは…

日本語の文字づかいの議論をするカテゴリー「文字づかい」をたてます

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 このブログでは、日本語を、ひらがな、かたかな、漢字、ローマ字などの文字をつかって、どのように書くかについての議論を、たびたびしています。これまで、そのような話題の記事を、…

表意文字、表語文字

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 「漢字は表意文字か?」というような議論を見かけたので、考えを整理してみたくなった。わたしは1960年代の子どもとして、小学校・中学校の「国語」の参…

(タイの地名の) 母音の長短を書きわけるには

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 外国語由来のことばを日本語の中で書くとき、母音の長短の書きわけの問題がある。たとえば、英語の場合、強く発音する音節ならば長短の区別が明確なの…

「外れ」

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 「外れ」という文字列を見かけた。 - 2 - わたしは1960年代の小学生として当用漢字音訓表に従った国語教育を受け、それを誇りに思っている。「わたしの…

引用符のなかまの役割分担を決めたい

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 最近1年間ぐらいのうちに、次のような主張を読んだ覚えがある。 「引用符は引用をあらわすものだ。それ以外の目的に使ってはいけない。」 ただし、どこ…

なかぐろ、ハイフン、空白

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 日本語を漢字かなまじりで書くときには、わかちがきの習慣がない。わかちがきの習慣のある言語で、空白でくぎられたそれぞれの文字列を仮に word と呼…

わかちがき むき の ひらがな フォント が ほしい

【この 記事 は まだ かき かえる こと が あります。 どこ を いつ かき かえた か、かならずしも しめしません。】 - 1 -わたし は 日本語 の 文字づかい に ついて、漢字 を やめて かな だけ に して も よい と おもって いる。この かんがえ は、梅棹 …

(勧めたくない用語) 層厚(thickness)、文字表現はあるが音声表現があやしい語

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】文字表現はあるが音声表現があやしい語について[ひとつ前の記事]で述べた。そういうものは、気象の専門用語にもいくつもあると思うが、まずひとつ思いあたった例について述べる。気象…

「今夕」: 文字表現はあるが音声表現があやしい語の例

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】【この話題で読者の知識に役だつことを述べるためには、これまでの日本語学の知見をふまえて議論を組み立てるべきなのだと思う。しかしわたしには文献を調べる元気がなく、自分で国語…

わたしはどのようにして「表音派」になったか

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】この記事は、個人的な覚え書きです。知識を提供することも、意見を述べることも、意図していません。ただし、将来、知識提供または意見の記事で、背景説明として使う可能性はあります…