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2017-01-01から1年間の記事一覧

「無断引用」という表現はまずい。正当な引用ならば原著者には無断でよい。...

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 近ごろのニュースのうちに、ある人【便宜上、「引用」という用語の意味をたなあげにして、この人を「引用者」と呼ぶ】が著者となった学術論文(博士論文…

持続可能な農業・環境にやさしい農業と、有機農業との距離

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - ある人の議論のなかで、持続可能な農業と有機農業とを混同しているらしいところがあって、ほかの人から批判されていた。両者にはどういう共通性があり…

パソコンをめぐるある日の七ころび八起き

IT

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】【この記事は、単なる生活雑感で、専門的見解でもなければ、意見の主張でもありません。】ある1日のうちに、「七ころび八起き」(実際の回数はその半分くらいか…

テレビ番組「氷河期」(NHK BS 「地球事変」) について

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 0 - この記事は、別のブログ http://macroscope.world.coocan.jp/yukukawa/ に書いている「読書メモ」の同類で、ただ、対象が本ではなくテレビ番組だ。読書…

気象データ活用アイディアコンテスト(学生の参加を募集、2018-01-19 東京)

気象庁と気象ビジネス推進コンソーシアム (http://www.wxbc.jp) は、2018年1月19日(金)に東京で「お天気データで未来を描くアイデアコンテスト」を開きます。学生の参加を募集しています。しめきりは2017年12月20日です。詳しくは http://www.jma.go.jp/jma/…

引用符のなかまの役割分担を決めたい

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 最近1年間ぐらいのうちに、次のような主張を読んだ覚えがある。 「引用符は引用をあらわすものだ。それ以外の目的に使ってはいけない。」 ただし、どこ…

なかぐろ、ハイフン、空白

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 日本語を漢字かなまじりで書くときには、わかちがきの習慣がない。わかちがきの習慣のある言語で、空白でくぎられたそれぞれの文字列を仮に word と呼…

学校教育で使われる用語の「精選」の動きとそれをめぐる考え

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 学校教育で使われる用語を考えなおそうという議論が、あちこちで起こっている。 - 2 - 地学・地理に関しては、[2017-05-21の記事]で紹介した。2017年5…

いわゆる「エロ本撤去」にかかわる、いろいろな考え

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 0 - この記事は、専門家としてではなく、個人的な感想・意見です。しかも、意見はまとまっておらず、いろいろな観点を列挙しています。 - 1 - 2017年11月22…

「チバニアン」でよいのか?

【[2020-01-18 追記] [2020-01-18 「チバニアン」公認]もごらんください。】 【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 0 - この記事は、[前の記事]に関連するが、前の記事が入門的解説を意図したも…

「チバニアン」= 第四紀 更新世 千葉期(仮称)

【[2020-01-18 追記] [2020-01-18 「チバニアン」公認]もごらんください。】 【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 0 - わたしは、この話題の狭い意味の専門家ではなく、詳しい知識はない。しか…

「複雑系」「バタフライ効果」などの語を使った話について、気象学育ちの感想

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 2017年11月16日ごろ、Twitterを見ていたら、「複雑系」という語の不適切な使いかたが話題になっていた。何かと思ったら、2017年11月14日に毎日新聞社の…

熱帯では雨季でも晴れるところが多い。ただしくもりが続くところもある。

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 0 - この記事は、気候・気象の専門家としての知識提供という趣旨がある。しかし残念ながらその目的での情報の質がじゅうぶんでない。内容のうちいちばん言…

全球降水計画(GPM)シンポジウム(2017-11-29 東京・秋葉原)

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】2017年11月29日(水) 午後、東京 秋葉原で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)主催の 全球降水計画(GPM)シンポジウム「宇宙から見る雨 -- これまでの20年、これから…

モンスーン、monsoon、季節風 (2)

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 「モンスーン、monsoon、季節風」について、[2014-07-07の記事 (ここでは「第1部」と呼ぶ)]を書いた。それ以後に思いあたったいくつかの話題をそれぞれ…

気象と産業との関係についての意見

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 日本気象学会の秋の大会が、2017年10月30日から11月2日まで、札幌で開かれている。わたしは10月30日から11月1日まで出席する。10月30日午後、「再生可…

わかちがき むき の ひらがな フォント が ほしい

【この 記事 は まだ かき かえる こと が あります。 どこ を いつ かき かえた か、かならずしも しめしません。】 - 1 -わたし は 日本語 の 文字づかい に ついて、漢字 を やめて かな だけ に して も よい と おもって いる。この かんがえ は、梅棹 …

真鍋淑郎博士講演会 (2017-10-31 東京・虎ノ門)

2017年10月31日(火)、東京・虎ノ門で、真鍋淑郎博士(プリンストン大学)の講演「地球温暖化と海洋」と、山形俊男博士との対談があります。主催は笹川平和財団 海洋政策研究所です。詳しくは https://www.spf.org/opri-j/news/article_24273.html をごらんく…

「鉄1 kgと綿1 kg ではどちらが重いか」

【この記事はまだ書きかえることがあります。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - わたしは毎年、大学の授業で、気象(や海洋)での対流について話すとき、「流体中に不均一ができ、軽い部分が上昇し、重い部分が下降する」と言いながら、…

気象学史研究会 (日本気象学会 気象学史研究連絡会 主催, 2017-11-01, 札幌)

日本気象学会 気象学史研究連絡会の主催で、第2回の気象学史研究会を、札幌で開きます。気象学会の大会にあわせてその会場で開くものですが、研究会の出席だけならば大会参加登録は必要ありません。(ここから、日本気象学会秋季大会プログラム中にも含まれて…

気候学(climatology)をめぐる個人的覚え書き

【この記事はまだ書きかえることがあります。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - いま、わたしは自分の専門が何かの述べかたはなんとおりかあるが、そのうちひとつとして、「気候学」だと言うこともできる。【しかし、長いあいだ、そう…

ツイッター空間での怒りの連鎖反応を減速しよう

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - わたしはTwitterをよく見ている。世界とのかかわりのうちでTwitterとのかかわりに時間をかけすぎかもしれない。Twitterでは、メンバー間の賛同がおきやすいグループ(「クラスタ…

山尾さんと民進党には まだ期待している

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 0 - Twitterで時事的な問題に出会って、Twitter上でコメントしようとしたものの、各投稿140字以内という制限のあるTwitterでは議論をするのがむずかしい。そこで、考えたことをブロ…

「ユネスコ世界遺産」への日本からの登録について、わたしの断片的な考え

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - いわゆる「ユネスコ世界遺産」について、わたしは専門的に調べておらず、ニュースを追いかけてもいない。また、この制度がとてもよいものだと思っているわけでもないが、すぐ廃…

気候変動シンポジウム「気候変動によるリスク -- 私たちはどう立ち向かうか」(2017-09-13 東京・紀尾井町)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】2017年9月13日(水)、東京 千代田区紀尾井町の千代田放送会館で、環境省、外務省、国連広報センター主催の気候変動シンポジウム「気候変動によるリスク -- 私たちはどう立ち向かうか」…

「サイエンス ウォーズ」についてわたしが知っている断片的なこと

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 0 - ネット上(わたしはきっかけをTwitterから得ることが多い)や、テレビや新聞などのマスメディア上で、話題になっていることに対して、多少は思いあたることがある。しかし、わた…

いわゆる「放射能の のろい」の件: 不確かな危険についての知識共有の問題

【この記事の最初の状態は2017-08-20にツイッターに書いたものです。その後、書きかえて、ツイッターと一致しなくなるところもあるでしょう。論旨が変わる場合は、どこをいつ書きかえたか明示しますが、補足や明確化の場合は必ずしも明示しません。】 - 1 - …

学術フォーラム「中高生と考える『Future Earthと学校教育』」(2017-09-03 東京・乃木坂)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】2017年9月3日(日)、東京の日本学術会議講堂(もより駅は乃木坂)で、学術会議の学術フォーラム「中高生と考える『Future Earthと学校教育』」があります。詳しくは (PDFファイル) http:/…

(勧めたくない用語) 層厚(thickness)、文字表現はあるが音声表現があやしい語

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】文字表現はあるが音声表現があやしい語について[ひとつ前の記事]で述べた。そういうものは、気象の専門用語にもいくつもあると思うが、まずひとつ思いあたった例について述べる。気象…

「今夕」: 文字表現はあるが音声表現があやしい語の例

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】【この話題で読者の知識に役だつことを述べるためには、これまでの日本語学の知見をふまえて議論を組み立てるべきなのだと思う。しかしわたしには文献を調べる元気がなく、自分で国語…