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城北線 (勝川 - 枇杷島)

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】

【これは個人的おぼえがきで、専門知識の提供でも意見の主張でもありません。】

[2018-03-02 岡多線、愛知環状鉄道、城北線]のつづき。

勝川(かちがわ) - 枇杷島(びわじま) 間の 東海交通事業 城北線に乗ってみた。

駅はJR勝川駅からJR線路の北側を名古屋方向に5分ほど歩いたところにある。城北線の線路の上には電気の架線はない。ここをとおる列車は電車ではなくディーゼルカーなのだ。

駅についたとき、ちょうど列車が出るところだったので、30分(ホームで15分、おりかえす列車内で15分)ほど待つことになった。夕方だったから間隔が30分だったが、昼ごろならば1時間だった。ただし改札があるわけではないので(きっぷ販売機も見あたらなかった)、またもどってくるにせよ、乗るのをやめるにせよ、駅から出るのは自由だ。ホームの駅名表示はJR東海の駅と同じデザインで、オレンジ色で「TKJ」という字がくわえられていた。

乗った列車は1両のディーゼルカーで (一両で「列車」というのは奇妙な気がするがほかの表現をおもいつかない)、前面によくバスにあるのと同じ「ワンマン」という(緑地に白文字だったと思う)表示があり、車内アナウンス(録音再生)でも「ワンマンカー」だと言っていた。JR東海のTOICAなどのICカードは使えない。(ICカードが使えるようになるまえの)ワンマンバスによくある要領で、乗るときに入り口の機械で整理券をもらい、運転手のいる前側のとびらからおりるときに現金で運賃をはらう。

勝川の駅は単線だが、途中の駅のうちには、島ホームのばあいも対向ホームのばあいもあるが、複数の線をもつ駅もあった。しかし乗っているうちには反対向き列車との交換は(わたしが見おとした可能性はあるが、たぶん)なかった。

駅ごとに乗りおりする人がいて、枇杷島に近づくと乗客がややふえた。

枇杷島のホームはJRの枇杷島駅の中にあった。ふたつの島ホームの一方でJR東海道線の両方向けの乗りおりをまかない、他方のホームは、片側を城北線の乗りおりに使い、反対側の線をJRの通過列車用にしている。おりた客が、枇杷島駅から外に出るJRの改札機をとおること、あるいはJRにのりかえたさきで清算機などを使うことができるように、車両の出口で職員(運転手だったと思う)がきっぷのようなものをわたしてくれる。「降車証明書 枇杷島駅 東海交通事業」と書いてあったと思う。運賃は書いてなかった。

【枇杷島でこれができるのならば、勝川でも、城北線の線路をJRの駅までのばせば、できるはずだと思った。それで単純にJRの改札をつかうようにすると、城北線に乗ったかJRに乗ったかがわからなくなってしまうが、サンプル調査にもとづいて案分すればよいかと思う。もし経路を確認したいならば、近ごろ都市近郊のワンマンバスでふつうになっているように、車両の出入り口でICカード読み取りをするようにすれば、きっぷのようなものを人手でくばるてまはへらせると思う。まだそうなっていないのは、わたしの知らない事情があるにちがいないのだが。】