【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしも しめしません。】
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[(2025-12-26) (歴史研究のための) 作況指数にかわるものの試作、青森県について ] のつづき。
国の「作物統計調査」の「長期累年」のうちのつぎにしめすページにあるデータファイル f002c-001-001-001-000.xls (調査年月 2024年、公開年月日時分 2025-03-14 15:00) に、水稲の作付面積 [ha] と収穫量 [t] の全国合計は、1883年から2024年までの値が収録されている。「10 a あたり収量 [kg]」もある。なお、「作況指数」の値は 1926年からある。
- (e-stat) 作物統計調査 (提供分類1: 作況調査(水陸稲、麦類、豆類、かんしょ、飼料作物、工芸農作物) ; 提供分類2: 長期累年) https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00500215&tstat=000001013427&cycle=0&tclass1=000001032288&tclass2=000001034728&tclass3val=0
ここでは、収穫量を作付面積でわってえられた単収を「kg/ 10 a」の単位になおしたものと、「10 a あたり収量」とをグラフにしてみた。両者はグラフを目で見て区別がつかない程度に一致している。
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この単収をもとに、7年のうち5年を採用した trimmed mean を平年値として、1890年以後毎年の作況指数にあたるものを計算した。これを仮に「一定方式作況指数」とよぶことにする。これと、「作物統計調査 長期累年」にふくまれた 1926年以後毎年の作況指数とをあわせてグラフにしてみた。
なお、2025年の統計から採用されている「作況単収指数」と同様に、5年のうち3年を採用した trimmed mean を平年値とした指数も計算した。国の公式発表のものと厳密には一致しないかもしれないが、「作況単収指数」と呼ぶことにする。これもあわせてグラフにしてみた。

一定方式作況指数は、1950年代-1980年代に作物統計調査の作況指数よりも少し大きめの値をとることが多いが、年々変動はよく対応している。作況単収指数は、これよりもやや年々変動がはげしい。
とくにめだつ不作年は、1945年、1993年、それについで、1897年、1905年、1934年、1941年、1953年、1980年である。このうち1945年の収穫量のすくなさは、空襲や終戦直後の人の移動などの社会要因によるところが大きいだろうから、天候だけでも不作になる状況だったかどうかは、別に検討する必要がある。