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関東地方の市区町村別のCOVID陽性患者数 (再編成後 7) 6都県の1週間の新規陽性者数 2022-09-23 まで

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関東地方の各都県が発表した新型コロナウイルスの陽性者数のうち、2021年7月23日から毎週の金曜日までの1週間の新規陽性者数を、市区町村別 (ただし区は東京都の特別区だけ、群馬県は保健所管轄区域ごと) に、人口あたりにして、地図上に表示してみている。これまでにつくった図を、つぎのウェブページに、一覧表の形でまとめた。その図を発表したブログ記事があるばあいは、そこへのリンクをいれている。

つかったデータや、どのような図をつくったかについては、つぎの記事を参照していただきたい。

ここでつかったデータは都道府県が把握した陽性者数なので、実際の陽性者数の特徴に、都道府県の把握能力の特徴がまざってあらわれている可能性がある。また、居住地の市町村ごとにまとめること、地図上に表示することなどについて、いろいろな疑問がある。 つぎの記事に、それまでに考えたことをに書きだしておいた。

茨城県が、市町村別の陽性者数を、2022年9月2日を最後に、最近1週間の数としても、累積の数としても、発表しなくなった。ウェブページに発表しないだけでなく、調査項目からはずしたのかもしれない。感染の状況を知りたいたちばからは残念なことだが、感染症に対処する人の労働を節約するために必要なことなのかもしれない。わたしの集計のうえでは、「再編成後 6」の記事 (2022-09-09) までの陽性者数) から 茨城県は欠損である。

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2022年9月23日までの1週間の陽性者数の情報を、一覧表の 2022-09-23 の行として追加した。ただし、千葉県は、24日の段階では、利用可能だった最新の 2022年 9月21日までの1週間の陽性者数によった。26日に、23日までの値が得られたので、図をさしかえた。

人口あたりの陽性者数は、1週間まえよりもさらにいくらかへった。人口のすくないところで大小両方の異常値が出るのを別とすれば、大部分の市町村で 200~400 人/十万人の 階級にふくまれている。

人口あたりの陽性者数 の 人口密度依存性はみとめられないので、人口あたりの陽性者数を人口密度の平方根や3乗根や4乗根でわった図をつくることは、ひきつづき、省略する。

- 追記 -
分布地図の作成に使っているソフトウェア MANDARA の作者 谷 謙二さんが亡くなった。おくやみ申しあげる。