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関東地方の市区町村別のCOVID陽性患者数 (不定期 7) 7都県の 2022-02-18 まで1週間の新規陽性者数

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関東地方の各都県が発表した新型コロナウイルスの陽性者数のうち、最近1週間の新規陽性者数を、市区町村別 (ただし区は東京都の特別区だけ) に、人口あたりにして、地図上に表示してみている。これまでにつくった図を、つぎのウェブページに、一覧表の形でまとめた。その図を発表したブログ記事があるばあいは、そこへのリンクをいれている。

2022年2月4日から、対象を関東7都県全体にした。ただし、埼玉、東京、神奈川は、累積人数の1週まえとの差にもとづいているので、過去の累積人数の修正があると誤差としてきいてくる。

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2022年2月18日 (金) までの1週間の値にもとづく分布地図を、一覧表の 2022-02-18 の行にいれた。計算の方法は、「不定期 5」の記事に書いたとおりである。

  • 左端: 人口あたりの1週間の新規陽性者数 (人/十万人)
  • 右から2番め: 人口あたりの1週間の新規陽性者数 (人/十万人) を、人口密度 (人/km2) の平方根 で わったもの
  • 右端: 人口あたりの1週間の新規陽性者数 (人/十万人) を、人口密度 (人/km2) の3乗根 で わったもの

である。

新規陽性者数は、大まかには1週間まえとだいたい同じである。800人/十万人をこえているところ (地図で薄い紫) は、埼玉県の蓮田市、戸田市、東京都の江戸川区、葛飾区、千葉県の習志野市、神奈川県の厚木市、川崎市である。1週間前よりは 800人/十万人をこえた市区町村はへっている。ただし、陽性者のうち都道府県の行政がつかんでいないわりあいがふえてしまったので見かけ上へっている可能性があるかもしれない。(なお、地図で白ぬきになっているのは、1週間の新規陽性者数が 0 であった埼玉県東秩父村と、市町村の領域ではない霞ヶ浦などの水面である。)

人口あたりの新規陽性者数を人口密度の3乗根でわったものは、関東地方の大部分の市町村で、この図の 10~100 の階級にはいっている。これよりも大きい値には、分母にくる人口がすくないので数値があばれたものと思われるところもある。1週間まえにあった さいたま市とその付近の大きな値はみられなくなった。