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GWキャンペーン

家の郵便受けにはいっていた広告のちらしに「GWキャンペーン」と書いてあった。わたしは今どきの日本で「GW」がどういう意味に使われているか思い出す前に、「地球温暖化キャンペーン」を想像してしまった。

わたしが読むような英語圏のブログで「GW campaign」と書いてあったらGWはglobal warmingにちがいないのだ。(ただし「わたしが読むような英語圏のブログ」は英語圏のブログ全体をよく代表するサンプルではないと思う。)

ここで「GWキャンペーン」とは、「地球温暖化は大事な政策課題だ」という社会運動をさしている。

理屈のうえでは「全地球を温暖化させよう」という社会運動を意味することもありうるのだが、1975年ごろ以前はともかく、近ごろはそのような運動はどこにもないと思う。

他方、「地球温暖化は問題ではない」というキャンペーンは確かにあるが、「GW campaign」と呼ばれることはめったになく、「anti-GW campaign」と呼ばれることがあるようだ。「地球温暖化を食い止めよう」という活動こそ「anti-GW」と呼ばれるべきだと思うが、そういう意味で使われるのは見たことがない。

やや専門的な用語を使う人は、単にGWでなくAGWと書いていることが多い。anthropogenic global warming (人為起源の地球温暖化)の略である。

なお、global warmingではなくclimate changeというべきだという意見を含めた議論については、2010年8月15日の記事「人気変」に書いた。