【[お知らせ (2021-05-03)] この記事をふくむ、このシリーズ(1)~(15)の記事にあった図 (地図) は、個人ウェブサイトの[南関東4都県の新型コロナウイルス累積陽性患者数の市区町村別分布] のページにまとめました。このブログ記事に対応する図は、一覧表形式にしたうちの「2020-05-15」の行にあります。このブログ記事には図のあったところに日付と一覧表の列に対応する「図1」「図2」「図3」「図4」「図5」という文字を置きました。】
都道府県が発表した陽性確認患者数のデータを地図上に表示する。
- [(1) 2020-04-11の記事] では4月10日までの人数、
- [(2) 2020-04-15の記事] では4月14日までの人数、
- [(3) 2020-04-18の記事]では4月17日までの人数、
- [(4) 2020-04-25の記事]では4月24日までの人数、
- [(5) 2020-05-02の記事]では5月1日までの人数、
- [(6) 2020-05-10の記事]では5月8日までの人数をしめした。
5月16日夜までに、(6)の1週間後の5月15日までの人数が出そろったので、作図しなおしてみた。
患者数のデータ源は(1)..(6)の記事と同様。ただし、
- 東京都は「第353報」(5月16日)の「別紙」 2020051601.pdf。
- 埼玉県は「埼玉県内の新型コロナウイルス感染症の発生状況(2020/05/15 21:00)」 jokyo20200515.csv 。
- 千葉県は千葉日報のサイトから5月16日21時にダウンロードした 200515.jpg (内容は15日20時現在)。
- 神奈川県は5月16日21時にダウンロードした patient.csv、ただし発表日が2020-05-16となっている記録をのぞく。
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(2)の記事の2番めの図、(3)(4)(5)(6)の記事の最初の図と同様に、市区町村別の陽性患者数(人口あたりではない)を記号(赤いまる)の数であらわす。記号は市区町村の代表位置(市役所など)の付近にしめされる。神奈川県の保健所管轄区域ごとの人数は、保健所のある市の代表位置にまとめてある。患者数が10未満のところは表示されていない。(東京都23区は全体として人数が多いというだけの図になってしまった。)
[2020-05-15 図1]
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陽性患者数を人口(2020年3月1日現在の各都道府県推計値)でわったものの分布は、つぎのようになった。神奈川県は保健所管轄区域内の市町村を同じ色でぬった。
[2020-05-15 図3]
全体に人数がふえているが、分布の特徴は(3)(4)(5)(6)からあまりかわっていない。ただし東京都に変化があるのは、「調査中」が1週間前の552人から24人までへったことに関連している。1週間前の「調査中」には「永寿総合病院関係195を含む」と注記されていた。これが調査の結果、永寿病院のある台東区などに分配されただろう。その他の「調査中」も分配された。
大きな値としては、東京都の港区(118.2人)、新宿区(113.1人)、台東区(82.1人)、渋谷区(74.4人)、中央区(65.3人)、千代田区(65.1人)、中野区(64.5人)がある。千葉県東庄町(566人)については(3)の記事の注を見てほしい。