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東京-札幌間 陸路での移動は時間帯がかぎられる

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】

【これは個人の感想です。地球環境専門家として考えることに関係はありますが、専門知識を提供する記事ではありません。意見をふくみますが、意見をいう文としてくみたてたものではなく、雑談になっています。】

札幌で午後からひらかれる会合に出席したいと思っている。ただし、化石燃料の消費をふやしたくないので、鉄道で行こうと思っている。2013年に行ったとき([2014-01-02の記事])とは交通事情がかわっている。実はそのあと、前後に用事があったので飛行機で往復したことがあるのだが、今回は前後の日の自分の日程はさしつかえなさそうだ。拘束される時間がふえるけれども、座席に4時間すわりつづけてかまわない体調ならば、本をよむ時間にあてれば、むだにはならない。

2013年には、上野駅を晩の19時台に出る寝台列車で、札幌駅に昼の11時台についた。新幹線から寝台列車にのりつぐようにすれば、出発時間をもうすこし遅くすることもできただろう。

2019年の時刻表をみると、寝台列車はない。しかし、東京駅または上野駅を19時台に出る新幹線の列車にのれば、札幌に10時まえにつくことができる。ただし、新函館北斗(渡島大野)駅で7時間弱の待ち時間がある。駅にとどまるには長すぎるが、函館のまちまで行ってとまるには短すぎる。新函館北斗の駅前にはホテルがすくなくともひとつはあるから、そこにとまればよいのだが。(札幌着が11時半でよいとすれば、函館のまちを往復するのもわるくないと思えてきた。)

新函館北斗駅には、新幹線も、札幌とのあいだの特急も、夜中の0時から午前6時までのあいだには発着しない。こうなったのは、駅の管理のつごうもあるかもしれないが、むしろ、青函トンネルで新幹線の列車と貨物列車とがとおる時間帯をわける必要があることの影響だと思う。

移動日程が6時から23時台までのあいだにおさまる旅客にとっては、たしかにまえよりも便利になったと思う。新函館北斗に20時までにつけばその日の23時台に札幌につけるから、東京を15時台に出る新幹線にのって、札幌まで行ってとまるという計画はくめる。

しかし、札幌に、前日からとまらないで、当日の朝9時までにつきたい、というのが希望だとすると、かなえられない。

陸上を長距離移動したい旅客としては、深夜も列車を運行してほしいのだが、これは高望みだろうか。(鉄道(駅をふくむ)のサービスを提供する人に深夜にも働いてもらうことがむずかしい、というのがいちばんの制約だと思う。)

(今回の往復にともなう資源消費あるいは二酸化炭素排出に関しては、ホテルにとまることで、自宅にとまるよりも、たとえばシーツやタオルの洗濯などがふえて、飛行機よりも列車のほうが節約になることをうちけしてしまうおそれもあると思う。それでも、わたしは、今後のために、陸路移動をえらぶ旅客の実績をつくりたいと思っている。)