【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】
「首都大学東京」(東京都が設置した公立大学)の公開講座「オープンユニバーシティ」で、わたしは2018年5-6月に「地球温暖化とはどんな問題か」という講義を担当することになりました。
日時は、5月8日、5月15日、6月12日、6月19日 (火曜日) 18:30 -- 20:00
場所は、首都大 飯田橋キャンパス (東京都 千代田区 飯田橋 3-5-1 東京区政会館 3階、https://www.ou.tmu.ac.jp/web/menu/map/ 参照)です。
受講受け付けは、オープンユニバーシティの会員向け 3月5日、一般 3月7日からです。 有料 (1万円)となっています。 申しこみ方法、その他の事務的情報は、 https://www.ou.tmu.ac.jp/web/ をごらんください。
趣旨説明は次のとおりです。
ここでいう「地球温暖化」は、単純に地球の温度が上がることではなく、 二酸化炭素をはじめとする「温室効果気体」の増加によって起こる、 世界平均気温の上昇を特徴とするが複雑な構造をもつ気候の変化です。 これは人間社会に悪影響をおよぼしうるので、 世界の人間社会は、気候の変化に適応することとともに、 温室効果気体の排出を減らすことをせまられています。 この講座では、物理法則に基づいた地球温暖化のしくみの基礎知識と、 地球温暖化をめぐる科学と政策のかかわりについての講師の考えをお話しします。
- 地球温暖化をどう見るか: 自然科学の観点、地球環境問題の観点
- 大気・水圏のエネルギー収支を変える要因: 温室効果と日傘効果
- 地球温暖化をめぐる科学と政策のかかわり: IPCCの役割を中心に
- 将来見通しの確かなことと不確かなこと、悪影響を軽減する方策
この授業用のウェブサイトを、わたしの個人サイトの中の http://macroscope.world.coocan.jp/ja/edu/clim_issue/tmu_open/ につくります。授業の教材や、参考文献紹介などを、順次、そこに置いていきます。(きょうの段階では、このブログ記事と同じ情報だけですが。)