このブログで、人間が書いた記録がある(しかし気象観測機器による記録はそろっていない)時代の気候の話題や、気候と人間社会の歴史との関連の話題は、これまで「古気候」のカテゴリーにふくめてきました。
しかし、「古気候」のカテゴリーは、地球ができて以来46億年の気候の変遷や、第四紀(地球の歴史のうちでは最近の約2百万年)の話題もふくんでいます。
記事の数がおおくなってくると、時代あるいは時間規模をわけて検索できたほうがよいので、「歴史気候」という記事カテゴリーをたてることにします。
最近2千年以内(西暦紀元後)の気候に関する話題(たとえば、いわゆる「小氷期」に関するもの)は、「歴史気候」のほうにいれ、「古気候」のほうからは はずします。
最近1万年(完新世)の気候に関する話題のあつかいをどうするかは、まよっています。すくなくとも、いわゆる「縄文海進」に関する自然科学的な話題は「古気候」のままにし、「歴史気候」にはうつしません。