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関東地方の市区町村別のCOVID陽性患者数 (別15) 2021年10月29日までの1週間の人数

関東地方で、市町村別の直近1週間にあたらしく確認された新型コロナウイルス陽性患者数 (またはその人口あたりの数) を発表している、茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉県 (ただし群馬県は市町村別よりもおおまかな保健所管轄区域別) について、人口あたりにして地図上に表示してみている。

[2022-01-01 変更] これまでにつくった図を、つぎのウェブページに、一覧表の形でまとめた。図の横に、その図を発表したブログ記事へのリンクをいれている。

埼玉県のウェブサイトでは、これまで、週1回、統計をとりなおした値にもとづいた分布地図を発表していたが、 2021年10月27日から、毎日の速報値にもとづいたものを発表するようになった。ただし、階級わけして色でぬりわけた地図だけであり、数値は発表していない。(同じ変更で、累積の市町村別人数は数値で発表するようになったのだが)。そこで、階級わけを埼玉県にあわせれば、千葉県のデータがそろう翌日朝には、同じ日までの人数にもとづいた5県の分布図をつくれるようになった。

2021年10月29日までの1週間にあたらしく確認された陽性患者数の人口あたりの数の分布を、上にのべたウェブページの表の「2021-10-29」の行にしめす。
1週間まえから陽性患者数はさらにへって、5県の全市町村が、1週間のあいだに陽性患者が出ていない (図で白ぬき) か、15人/十万人 未満 (水色) になった。最大の値は群馬県太田市の 12人/十万人 であり、その他 (くわしい数値のわからない埼玉県を別として) では 7人/10万人未満になった。白と水色の分布には偶然もあると思うが、人口密度が比較的高いところで陽性患者が出やすい傾向があるようだ。(群馬県北部では水色が人口密度の低い広い地域にひろがっているが、これは「利根沼田」保健所管内にふくまれる複数の市町村を同じ色でぬっているせいである。)