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IPCC 第6次評価報告書 (AR6) 統合報告書 (SYR) が出た

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしも しめしません。】

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2023年3月20日、IPCC (気候変動に関する政府間パネル) の 第6次評価報告書 (AR6) の 統合報告書 (SYR) が発表された。これで、AR6 が出そろったことになる。

(ただし、2023-03-22 現在、SYR のウェブサイトで公開されているのは SYR の「政策決定者むけ要約」(SPM) の最終原稿であり、SYR 本体は準備中である。)
(2023-03-27現在、SYRのウェブサイトで公開されているのは、SYRの出版用の形をととのえるまえの最終原稿である。「政策決定者むけ要約」(SPM) と、本文 (「Longer Report」とされている) とが別々の PDF ファイルになっている。)

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AR6についての日本語による情報は、環境省ウェブサイトの

のページと、そこからのリンクさきにある。

また、AR6 のうちの第1作業部会 (WG1) 報告書については、気象庁ウェブサイトの

のページのほうがくわしいことがある。

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わたしは、気候について大学の授業でおしえるたちばなので、それに関する知識を更新するべきなのだが、AR6に目をとおす時間がなかなかとれず、AR5 や AR4 の内容を教材につかっていることが多い。ただし、WG1の話題に関するかぎり、定量的なちがいはあるものの、基本的な論旨は AR4 以来 変わっていないと認識している。また、目をとおした範囲で、知見がふえたのに応じて報告書の図が複雑になって専門外の人にはわかりにくくなってしまい、説明のためにはむしろ AR5 や AR4 の図をつかったほうがよいと思うところもあった。