macroscope

( はてなダイアリーから移動しました)

このブログの記事の性格

【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】

- 1 -
このブログの記事は、当初から、個人として書いております。

所属団体(つとめ先、学会など)の名まえは、ぜひ必要な場合以外は明示しません。しかし無理に隠すこともしません。所属明示で書いたページへのリンクがあることもあります。その他の情報とつきあわせれば推測できることも多いでしょう。ただし、推測がはずれることもあることにご注意ください。わたしは、複数の団体にあてはまることを書いて、その続きで、そのうち一つの団体に限定されることを書くかもしれません。前段の団体が推測できても、後段もそこの話であるとは限りません。わたしが明示しなかった団体に関する情報として使いたいかたは、裏づけをとってからにしてください。

- 2 -
このブログには、次のような、ちがった性格の記事がまじっています。

  • 専門的知識を提供する (専門外の人向け、専門を学びはじめている人向け)
  • 専門家としての思考過程・不確かな仮説などを示す (専門知識のある人だけにわかる表現のこともありうる)
  • 社会に対する意見を述べる (専門知識を背景としている場合も、専門とあまり関係ない場合もある。)
  • 個人生活のうちで出会った事実の報告、感想、思いつき、などを述べる
  • フィクションの断片 (上の「思いつき」の一種ともいえる)

記事の性格ごとにブログを分けることも考えてみましたが、管理がむずかしいという判断で、踏み切っていません。読書メモだけ、別のブログhttp://macroscope.world.coocan.jp/yukukawa/ にしています。

- 3 -
この「はてなダイアリー」というブログのプラットフォームには、「カテゴリー」という機能があり、記事を分類することができます。わたしは複数のカテゴリーを設定していますが、すべての記事にカテゴリーを与えてはいません。また、カテゴリーを与えていない記事が重要でないとは思っていません。

カテゴリーと、2節で述べた記事の性格とは、いくらか関連しています。たとえばカテゴリー「学術覚え書き」「気象むらの方言」などは、専門的知識の提供が主になっています。しかし、ちがった性格の記事が混在するカテゴリーもあります。ときには、ひとつの記事の中に性格のちがう文章が含まれることもあります。書いていてそのことに気づいた場合は記事の部分ごとの性格を明示するように心がけていますが、いつもそのようにできるとは限りません。

- 4 -
わたしはブログの記事を、いったん出したあと、書きかえることがあります。
自分の理解が変わった場合、追加の情報を知った場合、リンク先が変わった場合、文章表現をみなおしてわかりやすくしたい場合などです。

世の中には、「ブログ記事は、いったん出したら、当初の形を残さないといけない。もし訂正や加筆をする場合は、どの部分を何年何月何日に書きかえたかを細かく明示しないといけない。そのような明示をしない書きかえは情報の改ざんであり、そんなことをする書き手は不誠実である。」というような原則を持っていて、自分だけでなく他人もそれに従うべきだと主張する人びとがいるようです。

わたしは、その理屈はわかりますが、自分のブログをその原則の対象にはしません。

文章としての読みやすさを優先したいので、改訂箇所の注をくどくつけたくはないのです。

最近1年あまり、念のため、記事の最初に「まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。」と書くようにしています。しかし、そう書いていない記事でも同様です。もちろん、わたしが、どの部分をいつ書きかえたかを明示したほうがよいと思う場合は、明示します。